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2009.09.22

銀細工作成行程

シルバーウィークも明日で終わりですね。
自分はまだ休みですが。

さて、シルバーウィークと言う事で、この休みは銀細工をやっていた事はここでも書きましたが、その作成行程でも掲載したいと思います。

作例は昨日作った彼女からの依頼品です。

1. 粘土をこねます。
ひたすらこねまくります。ここで十分こねていないと造形が難しくなります。

2. 整形します。
紙粘土と同じ要領で整形しますが、乾燥が早いので手早くやります。
細かい整形等は乾燥後削ったりしてするので大きな形で結構です。

3. 乾燥させます。
粘土の種類により乾燥方法が変わりますが、ドライヤーをあてたりしてしっかり乾燥させます。

1


4. 造形します。
乾燥が終われば造形です。
鉛筆で目安となる線を引いたりして削ったり掘ったりして形を整えます。

2

3


赤い色は平らにする目安です。
色が取れるまでヤスリで削れば平らになります。

4


スポンジヤスリ等で滑らかにします。

5


彫刻刀等を使って溝等を掘ります。

ここで力を入れすぎたりすると割れます。
割れたら粘土を粉々にして水を加えて一晩寝かせて戻してから再チャレンジです。

5. 焼成
造形まで出来たら焼くだけです。
ガスコンロ等を使って5分~10分程焼くと銀意外の成分が無くなって純銀となります。

焼いてしまうと金属になってしまうので造形や整形は難しくなります。

6


あとは磨いたり色を付けたりして完成です。
先日の盾の指輪は燻してます。
六一〇ハップ等の硫黄成分に漬けたら黒くなります。
だから温泉に入る時は銀製品は外しましょうね。

写真の赤色はカラーエポを使っています。
一度道具を揃えてしまえば後は粘土の購入だけで色々作れるので趣味としては良いですよね。
でもデザインがなかなか浮かばないんですよねぇ

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